水量の問題で

こんばんは。
水量に関する問題で、よく子供たちがするミスがあります。
例えば、
「たて10cm、横20cm、高さ30cmの直方体の水そうに20cmの深さまで水が入っています。…」
というような場合、
水の体積は 10×20×20=4000cm3 となりますが、
どうしても容器の高さである30cmが気になってしまうようで、
10×20×30=6000cm3
を先に出してしまい、迷ってしまうようです。
問題文が長ければ長いほど、なおさらです。
勿論、問題によっては、容器の体積が必要な場合もありますが、
水量についての問題なので、必要がない限り、水にだけ焦点を当てるようにしましょう。
例えば、
「10000円まで入れることのできる財布に3000円入っています。ここから1000円使うといくら残りますか?」
と言うような問題があったとすると、
「10000円まで入る財布」はどうでも良いですよね。
これと同じです。
算数では、迷わせるために余計な数字が入っていることがあります。
それにだまされないようにしていきましょう。
それではまた明日。
今日の問題
 1本の長さが20cmのテープがあります。のりしろをどこも同じ長さにしてこのテープを何本かまっすぐにつないだところ全体の長さが2.72mになりました。このとき、何本のテープをつなぎましたか。
15本

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