とりちがえ問題

こんにちは。
今日はお休みの日。
塾長は夕方から歯医者です。。。
また長くかかるのかな?
さて、入試に時々出題される問題に、
「とりちがえ問題」があります。
結構、わかりづらいようなので、ちょっと解説を。。。
問題
 K君は1個60円のあめと1個90円のチョコを合わせて20個買うつもりでぴったりのお金を用意してお店に行きました。しかし、個数をとりちがえて買ってしまったので、120円足りなくなってしまいました。このとき、あめは何個買う予定でしたか?
解説
まず大切なのは、>「代金の差÷1個ずつの差=個数の差」となることです。
それと、「買うつもり」「買った」の違いをしっかりと確認しましょう。
「買うつもり」と「買った」は個数が逆になっていることに注意です。
さて、K君はぴったりのお金を持っていったのに、120円足りなくなったということは、
高い方、つまりチョコをたくさん買ってしまったからです。
ということは、
「高くなった」→「チョコを多く買ってしまった」→「あめを多く買うつもりだった」
ということになります。
また、個数の差は 120÷(90-60)=4個 なので、
「あめを4個多く買うつもりだった(チョコを4個多く買ってしまった)」
ということになります。
今、求めたいのは、あめを何個買うつもりだったのかですから、
「個数の和が20個、あめを4個多く買うつもりだった」
と確認できれば、
和差算から (20+4)÷2=12個
と答えを出すことができます。
ちなみにとりちがえ問題には別バージョンもあります。
和差算にならないバージョンですが、これはまた別の機会に。
それではまた明日。
今日の問題
 K君は50円切手と120円切手を合わせて25枚買うつもりでぴったりのお金を持って郵便局に行きました。しかし、枚数をとりちがえて買ってしまったので、770円余ってしまいました。このとき、120円切手は何枚買いましたか。
7枚

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