「でも…」

こんばんは。
「でも…」「なんで…」
結構、良く使う言葉ですよね。
この、「でも…」「なんで…」という言葉は、
中受をやっていく中では、
時期によってはこれがレベルアップに壁を作ることもあります。
例えば、分からない問題があって先生に質問する時、
「でも…」
はありえません。
なぜかと言えば、自分の解き方で解けなかったのですから、
「でも…」ではなく、
素直にその解き方を受け入れれば得点になるのです。
特に入試が近くなれば近くなるほどです。
議論を主体とする学校は別ですが、
この部分に関して細かいことまで気にしてやっていると、
時間の無駄です。
入試までまだまだ時間があるのであれば、
先生と議論しながら問題を解いて行くことも大切だとは思いますが。
また、「なんで…」に関して言えば、
覚えなくてはならない重要事項を掘り下げすぎて、
なかなか覚えられなくなってしまう場合があります。
例えば、BTB液は酸性で黄色を示すのは何でか?
はどうでもいいことで、
「BTBは酸性で黄色を示す」と覚えれば済みます。
小さい子によくある「何で、何で?」は必要だと思いますが、
中受では必要な部分をしっかりと覚えることが大切です。
勿論、通常の「勉強」という観点から言えば、
「でも…」「なんで…」
という言葉はとても大切な言葉だと思います。
しかし、受験という部分では、どうしても「得点」が必要なのです。
極端な話、
100%確実に分かっていて書いた答えが合っていたとしても、
さいころを転がして合っていたとしても、
得点は同じなのです。
入試までまだ時間がある場合は、
「でも…」「何で…」
もいいのですが、
口癖のように使っていると、
重要なことが覚えられないかもしれません。
注意が必要です。
「勉強ができる子」が合格するのではなく、
「得点できた子」が合格するのですから。
それではまた明日。
今日の問題
 はじめに、K君と妹の持っていたシールは合わせて61枚ありました。K君が7枚、妹が9枚使ったので、K君のシールは妹よりも13枚多くなりました。はじめにK君が持っていたシールは何枚でしたか。
36枚

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