質問と答え

こんばんは。
今日も1日終了です!
「親子で体験!中学受験」の第2弾「和差算」、
楽しんでもらえたようです!
やっぱり線分図は中受では重要。
今日は、さわりだけやりましたが、良くできていました!
第3弾「植木算」の予約もいただきましたので、また楽しみにしていてくださいね!
さて、子どもたちがよく質問をしてきますが、
こんなやり取りが見られます。
先生「『÷2』はどうしてしたの?」
生徒「えっ!?『÷2』じゃないの?」
先生「そこの3ってどうやって出したの?」
生徒「計算して。」
いやいや、聞いていることと答えていることがかみ合ってません。。。。
A君「なんでご飯を食べるの?」
B君「えっ!?食べちゃいけないの?」
A君「昨日、お母さんが出かけてたって聞いたけど、夜ご飯どうやって食べたの?」
B君「おはしで。」
こんな会話と同じ。。。
聞かれていることをきちんと理解しなければなりませんね。
「『÷2』はどうしてしたの?」
「そこの3ってどうやって出したの?」
は、「どうしてそうしたのかという理由」や「自分がそうした過程」を聞いています。
アホか!
と思うかもしれませんが、これが小学生の実情。
質問していることとまったく違う答えを返してくる・・・・
話の筋が飲み込めていない・・・・
(たぶん、子供同士の会話でもほぼ理解せずに、スルー(聞こえているだけ)していると思われます。。。)
これも大人が直していってあげないと、と思います。
それじゃあ、もっとわかるように言ってあげれば?と思うかもしれませんが、
子どもがわからないと思って、わかりやすい言葉ばかり使っていると、
それこそ、自分のわからない言葉が出てきたときにポカーンとしてしまいますし、
本当に語彙不足になってしまいます。
これから生活していく中で、自分にわかる言葉だけで話してくれるなんてことはありません。
大人でもわからない言葉って出てくるでしょ。
でも、話の内容から、文脈から、会話は成り立ちますよね。
なので、普通に話をしてわかっていないようだったら、
そこに補足してあげるとか、「○○の意味わかる?」とか後付でしてあげられれば良いですね。
保護者会なんかでも良く言っていますが、
普段から「YES」「NO」で答えられる質問ではなく、
自分の言葉にして言わせる質問ができるとベターです。
例えば、「面白かった?」って聞くと「YES」「NO」の2択になってしまいますが、
(「まぁまぁ」とかもあるかもしれませんが。。。)
(最悪、首を振るだけになるかも。。。)
「どうだった?」と聞くことで、「面白かった」「つまらなかった」etc・・・という言葉を確実に言うことになります。
さらに、
「何で?」と付け加えてみてください。
場面の話をするかもしれないし、感覚の話をするかもしれないし、色々と考えるでしょう。
答えを誘導するのではなく(勉強には必要なときもありますが。)、
色々と考えて、自分の言葉で言わせる練習ができると良いですね。
その時、聞いていることと違う答えが返ってきたら直してあげれば良いですし、
変な言葉があったらそこで直してあげれば良いのです。
(柔らかいが「やらわかい」、とうもろこしが「とうもころし」・・・結構いますよ(笑))
まぁそういう「質問」をすること事態が、結構難しいんですけどね。。。
塾長も日々、勉強です!
========お知らせ========
小学3年生及び保護者対象「親子で体験!中学受験」受付中!
12月1日(日) 13:00~14:00 植木算
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