植木算

植木算には3パターンありますが、
この3パターンを勘違いしている人もいるみたいなので、
ちょっと書いておこうと思います。
パターン1(両はしにある場合) → 木よりも間が少ない
パターン2(両はしにない場合) → 木よりも間が多い
パターン3(池の周りの場合) → 木と間が同じ
なのですが、
特にパターン2の場合、ちょっとミスが多いようです。
図のように、両はしに木が立っていて、間にくいが打ってある場合、
 EX080307.png
「両はしにある」と認識して計算をしてしまう子がいます。
でも、くいは両はしにはありませんから、この場合、パターン2の両はしにない場合です。
つまり、「木」と言っても、この場合は、「くい」が「木」に当たりますから、両はしの木は関係ありません。
植木算は色々な場合に使える特殊算ですが、
何を「木」にして、何を「間」にするのか確認することが大切です。
それから、パターン1,2,3のどれになるかを考えましょう。
今日の問題
 ある公園のまわりの長さは360mです。この公園の周りに、等間かくで30本の桜の木が植えてあります。また、桜と桜の間には、等間かくで5本のツツジが植えてあります。これについて、次の問いに答えなさい。
(1)桜と桜の間の長さは何mですか。
(2)ツツジとツツジの間の長さは何mですか。
(3)ツツジは全部で何本植えてありますか。
⑴12m
⑵2m
⑶150本

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