歴史の覚え方

覚え方にも色々ありますが、特に歴史を苦手としている子にちょっとアドバイスです。
歴史は覚えることが盛りだくさんなので、苦手な子は何をどう覚えていけばよいかがなかなか大変です。
テストでもまったく点にならないというような場合は、ちょっと試してみて下さい。
まずは、時代だけを覚えます。順番通り暗唱できるようにしましょう。
また、そのときにどんな時代だったのかという特徴も簡単に覚えてしまいましょう。
例えば、狩りをしていたとか戦争が多かったとか…
次は、各時代の主要人物を覚えます。
各時代ごとに紙に書き出していくのが良いでしょう。
人物名だけを覚えることに専念します。
それができたら、次はその人物が何をしたのかを書き出して覚えましょう。
ここまででも人物に絡んだことを覚えているので、出来事なども結構覚えられるはずです。
ここまでできたら、後は抜けている事件や出来事などを付け足して覚えていきます。
もちろん、文化も忘れずに。
つまり覚え方としては、太い幹をまずは覚えて、枝を覚えて、葉っぱを覚えるというような感覚だと思って下さい。
「これだけじゃ歴史で覚えることは足りない!!」と思うかもしれませんが、
苦手にしている子にとっては、これだけでも十分得点を取るだけのことは覚えられます。
やったことが少しでも得点になれば、苦手意識が改善されていくかもしれません。
苦手意識さえ抜けてくれれば、あとはどんどん付け足して深く覚えていけばよいのです。
塾長が見ている中で、歴史を苦手に思っている子に共通する特徴は、
書いてある答えが、まったく時代違いの内容であるということです。
確かに歴史は覚えることが多いので、混乱する可能性も多くあります。
そんなときこそ、もう一度初めに戻って、太い幹からおさらいしてみましょう。
今日の問題(私は誰でしょう。)
(1) 私は正徳の治を行いました。
(2) 私は日本町の長となりました。
(3) 私は金閣を建てました。
(4) 私は長篠の戦いで武田勝頼をやぶりました。
(5) 私は院政を行いました。
⑴新井白石
⑵山田長政
⑶足利義満
⑷織田信長
⑸後鳥羽上皇

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