進級前の1ヶ月は…

3学期が始まりました。
とは言っても、3学期は3週間と短く、
2月からは新年度がスタートします。
6年生も入試が始まったので、ここからの1ヶ月はすぐに過ぎてしまいます。
でも、この1ヶ月がとても重要です。
6年生はたたみかけて入試となりますが、
1つ入試をするごとに、自分の弱い部分の発見があったり、
『自分の意志』というものを再確認できたり、
勉強面だけでなく、精神面的な準備ができたりと、
本当にいろいろなことを学びます。
勿論、合否の結果に一喜一憂することも大切なことです。
ネット発表の学校も増えましたが、
掲示板で自分の番号を探すときのドキドキ感…
これも中受では大切な勉強の一つです。
この1ヶ月で急に精神的に大人になるかもしれません。
その他の学年は、進級前の総まとめです。
学年が上がれば、「今までと同じように」とはいきません。
というのも、受験本番に一歩近づくのですから、
意識的な部分も、勉強の内容も、勉強量も…すべての部分で
「今までよりも」という気持ちが必要だからです。
1+1=2
ということを4年生の時点でできなかったとしたら、どう思いますか?
「うそ~」と子供たちも思うでしょう。
でも、5年生の時点で、4年生のうちに既に習った「和差算」ができないとなった場合はどうでしょう。
「・・・」
でも、中受ではこの2つは同じことなのです。
つまり、既習範囲の部分はできるようになっていて当たり前という気持ちが必要なのです。
この1ヶ月で、既習範囲の内容を如何にしっかりと復習しておくかが
進級後の勉強に大きく関わってきます。
難しいもの(応用問題など)をできるようにすることは必要ありません。
でも、基礎部分をしっかりと定着させておくことは必要です。
公式や語句などの復習をしっかりとしておきましょう。
今日の問題
 時計が5時23分をさしています。このとき、長針と短針が作る角のうち、小さい方の角は何度ですか。
23.5度

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