一生懸命

ここ1か月で教室での子どもたちの様子も大きく変化してきています。
特に5年生は大きく変化してもらいたいので、
いろいろな話をしてきました。
子どもたちにとっては厳しい話だったかもしれませんが。
特に「一生懸命やる」ということをはき違えてもらっては困るので、
これについてはかなり口酸っぱく言っています。
例えば、「漢字を1個につき100回練習してきなさい。」という指示に対して、
100回書いてきた場合、
これは「一生懸命やった」といえますか?
1年生や2年生であれば、
「よくやったね~」「よく書いてきたね~」
と褒めるに値しますが、
中学受験をする5年生ですから、
頭の中に入れてこなくては、何もしなかったのと同じ。
つまり、確実に覚えてきていなければ「一生懸命やった」とは言えません。
何事もそうなのですが、
やるだけであれば、だれにでもできます。
学年が上がってくれば「一生懸命」の意味も変わってきますし、
努力の度合いも変えていかなければなりません。
特に中学受験をやろうとしている子にとっては、
同じ学年でも小学校での意識とは別の次元に意識を持っていくことが必要。
それはプライドであったり、目標であったり、志望校であったり・・・
現状維持、ただやっただけでは、中学受験をやっていること自体が無駄。
自分の目標を達成する為に、一生懸命努力するという意識を持ち、
それを実践していくことが中学受験。
それができれば、おのずと学力は上がるものです。
塾長の今の一番の仕事はこの意識改革。
まだまだレベルアップが必要なので、
今後も話を多くしていきたいと思っています!
それでは。

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