結構多いと思いますよ。

こんばんは。
今日も1日終了です。
先日、このブログで書いたこと、
「算数ができる子は計算ができる」は真。
「計算ができる子は算数ができる」は偽。
こんな例があります。
実際、うちでも多数いたのですが、
次のような計算です。
(1) 2m40cm÷5=□cm
(2) 50cm÷2=□mm
(3) 250cm÷25mm=□
どれも簡単な計算ですから、計算自体は難なくできるわけです。
ですが、聞いてくる子が多かったんですねぇ。
「先生~、(3)は□に単位がないんですけど。。。」と。
□に「m」や「cm」など、長さの単位がつくと思っているので、
このような質問がくるわけです。
はっきりいって単位は何でも良いのですが、絶対に長さの単位でないことは間違いありません。
要は計算はできるけど「意味」がわかっていないのです。
(1)は2m40cmを5個に分けるという意味ですから1個が何cmなのかを出しています。
もちろん、5本でも、5人でもいいですよ。
(2)も同じです。
ですが、(3)の場合は250cmを25mmずつに分けているのですから、
答えの単位は「本」や「個」「人」「倍」など、いろいろと考えられますが、
絶対に長さの単位ではありません。
まさに計算はできるけど算数ができるとは限らないという一例です。
計算は単なる計算であって、
問題から式を立てて、初めて計算が必要になるくらいのもの。
計算も大切ですが、
加減乗除の「意味」ありきの計算ということですね。
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