「違いがわかる」より「同じがわかる」

突然ですが、問題です。
「5.6mのリボンを1.3mずつにわけると何本できて、何mあまりますか。」
当然 5.6m÷1.3m=4本あまり0.4m よって 4本できて0.4mあまる
なのですが、
小数を習ってすぐだと、この式自体を書けなくなってしまう子がでます。
でも、そういう子でも
「10個のあめを3個ずつに分けると何人に分けられて何個あまりますか。」
といえば、すぐに式を書いて答えにたどり着きます。
同じなのに、「同じ」が認識できないのです。
もちろん、計算できないから式を書かないなんて子もいるかもしれませんが、それは言語道断。
計算自体は練習しだいでいくらでもできるようになるので、式を書けるかどうかの部分が授業では一番重要です。
算数では、「想像」が必要です。国語の読解のときもこの想像は大事ですが、
5.6mのリボンを切っている状況と、10個のあめを分けている状況を思い浮かべていれば、
式自体は同じになることは分かるはずです。
算数では「違いが分かる子」よりも「同じが分かる子」の方が伸びが大きくなります。
解き方を覚えてもなかなか成績が伸びない子は、
「しっかりと問題文も覚える」
ことをしていき、
今解いている問題が今までやったどの問題と一緒なのかということを考えるようにしていくと、
算数の得点力は数段レベルアップするはずです。
それでは。
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