推理する問題

今日の4年生の授業は推理する問題。
この単元は毎年、「得意!!」という子と「苦手!!」という子に分かれます。
また、この単元に関しては、算数の「得意」「不得意」はまったく関係ないようです。
普段、算数をやる上では、「納得する」ということは絶対に必要ですが、
この「納得」に固執していると、この単元では相当苦労します。
「こうかもしれないなぁ~」
「こうしたらどうなるかなぁ~」
のように予想することや、
とりあえずこれに決めてみるといった、曖昧さが必要だからです。
また、文章を読む力が必要ですね。
たとえば、「A君はB君より遅かった」と聞いた時に、
「A君は1位ではない」ということはすぐに分かりますが、
「B君はビリではない」ということもすぐに頭に浮かびますか?
このようにちょっとしたことから多くの情報を得ることは以前にも書きましたが、
とても大切です。
ちょっと苦手かなぁと思う人は、「推理する問題」を数多くこなしましょう。
問題が変われば考え方も変わってしまう問題なので、
こうすればこうなるというようなパターンはありません。
色々と試してみて、「ヒント」となるようなことや、「様々な考え方」を多く頭の中に蓄積していきましょう。
「考えてみる」「試してみる」ということ自体が算数力のアップにつながりますよ。
今日の問題
 次の式のA,B,C,D,Eの5つの文字は{0,1,2,3,4}のどれかを表しています。同じ文字は同じ数を、違う文字は違う数を表しているとき、A~Eは何を表しているか答えなさい。
 B×B=A   D+C=D   D-E=B
A…4 B…2 C…0 D…3 E…1

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