線分図

今日の4年生の算数は『分配算』。
分配算は線分図を書きますが、
この「線分図」は中学受験では必須。
というか、線分図を征する者は受験算数を征するといってもよいくらいです。
線分図がしっかりと書ければ、「和差算」や「分配算」、「速さの問題」…
いろんな問題が解けますからね。
でも、この線分図…
結構勉強の仕方が間違っていたりするものです。
それは何かと言うと、
「線分図を書けた」というのは完成形を見て言っていると思いますが、
実は、「書く順番」が非常に重要なのです。
特に線分図の問題を苦手としている子は、この「順番」が分かっていないことが多いのです。
解けなかった問題を家で復習しようとして、
ノートを見返した時に、
完成形の線分図が書いてあるのを見ても、はっきり言って何が何だか分かりません。
もし、それが書けるのであれば、解けているはずですから。
つまり、先生が説明している時に、線分図をどのような順で書いているのか、
それを確実に再現できるよう順番をふっておくなどといった工夫が必要です。
算数ができないと思っているこの大半は、
問題を見た時に何をしたら良いかわからないという状態です。
ですから、算数は「順番」ということを常に注意して、学習していきましょうね。
それではまた明日。
今日の問題
 長さ150mの電車が毎秒20mの速さで、長さ900mのトンネルにさしかかりました。この電車がトンネルの中に完全に隠れているのは何秒間ですか。
37.5秒間

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