溶解度

こんばんは。
今日の授業も終了です。
さて、今週の5年生の理科は溶解度の問題ですね。
なかなかうまくいかなくて苦労している子も多いと思います(6年生でもね)。
まずは単純に考えましょう。
100gに20g溶けるのであれば、
200gには40gだし、
50gには10gです。
そこに、今、どれだけ溶かしているのかを考えましょう。
100gに20g溶かすことができる水溶液に、
10g入れると全部溶ける、
30g入れると溶け残るということです。
別に難しく考えなくて構いません。
「今」どうなっているのかを考えればよいのです。
例えば、
 物質Aは80度の水100gに20g溶かすことができ、20度の水100gには5g溶かすことができます。今、80度の水200gに30gの物質Aを溶かし、20度まで温度を下げると、溶けきれずに出る物質Aは何gですか。
だとすると、今のことを考えれば、
20度の水200gに物質Aが30g入っているという事実だけで、
80度のことはどうでもいいのです。
なので、
20度のときのことだけを考えると、
20度100gには5g解けるので、200gなら10g溶ける。
そこに30gを入れているのですから、
20gが溶け残るということになります。
確かに温度や重さがごちゃごちゃに書いてあるので、
なかなか難しそうに見えますが、
重要なのは「今」どうなっているかです。
そこをしっかりと見定められるようにしましょう。
そうそう、濃度を計算するときは、
溶け残った分は考えないということも忘れずに。
それではまた明日。
明日で冬期講習の申し込みは締め切ります!
今日の問題
 物質Aは50度の水100gに40g溶かすことができ、80度の水100gに50g溶かすことができます。今、50度の水50gに物質Aを15g溶かしました。これを80度まで温めると、物質Aはあと何g溶かすことができますか。
10g

コメント