生きる

「ねぇ先生、なんで人は生きるの?」
時に、子どもは豪速球を投げて大人を驚かせます。
今日の話題は深いぞ。
「そうねぇ…自分はどう思ってるの?」
答えに困った時には逆質問。ずるい大人が使う手です(笑)。
「子孫を残すためって理科では習ったけど、他にもあるんじゃないかなぁ」
なるほど。
でも、時間稼ぎをしたところで、これだ!という答えは見つからない。
結局、答えともつかない答えを返すしかありませんでした。
「その理由を探すために、人は生きてるんじゃないのかな」
答えになってなくて悪いけど、と付け加えて。
「へぇ、そういうのは今までなかった」
学校の何かの授業のテーマだったらしく、リサーチしているとのこと。
他にどんな意見があったのか、聞いておけばよかったかな。
数か月ほど前、起き抜けに飛び込んできたニュースに衝撃を受けました。
取り立ててファンというわけではなかったけれど、この空虚感は一体何だろう。
人は最期の時を迎えるために生きているのか、とさえ思ったほどでした。
さまざまな報道と、その方の職人技ともいうべき仕事ぶりを交互に見て、泣いたり笑ったり。
自分の表情の忙しさに、顔が痛いのか、心が痛いのか、よくわかりませんでした。
なぜ人は生きるのか。
それは人生の宿題にしてもいいですか。
~R~
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