書いて覚える

こんばんは。
今日も授業は終了。今は自習時間です。
覚えるときに「書いて覚える」ということをする子もいると思いますが、
やり方によっては全く無意味ということがあるので、ちょっと書きますね。
例えば、人体の単元で食べ物の通り道を覚えるときに
口 → 食道 → 胃 → 十二指腸 → 小腸 → 大腸 → 肛門
を覚えるとしましょう。
それが書いてあるノートやプリントを見ながら、


食道


と書いていく。
全く意味なしです!!!!!
それは覚えながら書いているのではなく、
単に「写している」ということ。
見ながら書いていては、単純に記号の羅列を書き写しているだけです。
お手本と同じように書けるかどうかをやってるわけではありません。
「覚える」ためにやっているんですよね。
こんなことをやっていては単なる時間の無駄。
書いて覚えるのであれば、
まずは全体を覚えるようにしましょう。
時間を短くして。
例えば2分間じっくり眺めましょう。
口に出して読んでも良いですね!
その後、一気に書いてみます。
勿論、1回でかけないこともあるでしょう。
そうしたら次は1分間眺める。
すぐにまた書きます。
先ほど書けなかった所が書けるようになったかもしれませんね。
数回繰り返せば、全てが書けるようになるはずです。
これが「書いて覚える」ということ。
単純な文字の書き写しなんてバカなことはやめましょう!
「書いて覚える」は言い換えれば、「繰り返し覚えながら書く」という事です!

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