試行錯誤

KJゼミナールでは、緊急事態宣言の期間中の授業を配信で行うことにしました。
子どもたちには、人と人とのふれあいの中で成長してもらいたいと考えているので、通常の授業は集団で行うことにこだわっています。
しかし、人命に関わる事態なので、そうも言っていられない。
 
動画配信は苦肉の策です。
それでなくても集中力が長くは続かない小学生。
ちょっと目を離すと、手が止まっていたり、自分の世界に入ってしまったり。
一方通行の授業では、BGMのようになってしまうのではないかと心配です。
それでも入試は待ってくれない。延期ということも考えにくい。
今できることをやるしかないと思います。
早速、準備に取り掛かります。

塾長は機械操作はお手の物。ここまでは順調です。
しかし、いざ撮影となると問題が発生しました。
そう、塾長は自撮りに慣れていない。

誰もいないところでビデオカメラに向かって話すことも経験がありません。
保護者会を撮影することはありましたが、それは目の前に保護者の方々がいてくださってのこと。
よく卒業生がSNSに写真や動画を上げていますが、みんな可愛く、かっこいい。
撮ることも撮られることにも慣れていて、モデルさんみたいです。
それに比べて、不慣れな世代は何だかぎこちなく、やっている方も見ている方も恥ずかしい。

でも子どもたちのために努力します。
何とか撮影して、次は編集です。

塾長はパソコンに長けていますが、動画編集は専門外。ほとんどやったことがありません。
本来ならば、何本かに分けて撮影したものを上手につなぎ合わせて仕上げるのでしょう。
でも、子どもたちが待っていますから、ここはスピード勝負で。
それに、そのまま上げた方が、いつもの塾長らしさが見えていいのでは?
一本撮りしたものを上げるだけなのですが、思いのほか手こずりました。
頻繁に動画共有サービスで配信している方々は、これらの作業を常に行っているのですよね。すごいなぁ。尊敬します。
結局、慣れない作業は明け方まで続きました。
やっとの思いで塾生のページに上げた動画を、子どもたちが見てくれていることでしょう。
塾長が緊張してる~とか、あっ噛んだ(笑)とか、勉強しながら楽しんでくれるといいなぁと思います。
わからないことがあれば、テキストチャットやビデオ通話で質問してくださいね。塾長が教室のパソコンの前で待機していますよ。
下の学年の授業も見ることができますから、この機会に既習内容も復習しましょう。
今後も撮影を進めて、授業を配信していきます。
回を重ねる度に、一連の作業にも慣れるでしょう。
そして、この作業に慣れた頃には、事態が収束していることを願うばかりです。
~R~

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