試してみるということ

算数の考え方の中で「試してみる」ということはとても大切なことです。
例えば、約分もパッと見て分からなければ、2,3,4,5…で順に割ってみれば良いことですし、
高さが出ていない三角形の高さを勝手に1と決めてみたり、
魔法陣のようなものも、適当に自分で数字を決めてみたりと、
色々と試してみましょう。
実は、この「試す」ということをすることによって、
どんな数を入れてみれば良いかとか
調べる個数が減ったりとか、
徐々に「カン」がさえるようになってきます。
この「カン」がさえてくれば、リズムよく算数が解けるようになってきます。
調べていくのはとても時間がかかることなので、
結構面倒くさいのですが、
この面倒くさいことをしっかりとやっていくことが算数のレベルを引き上げますし、
逆に面倒なことをしなくても解けるようになってくるのです。
『おうちゃく者は算数はできるようにならない』
ということを覚えておきましょう。
今日の問題
 次の表で、たて、横、ななめに並んでいる3つの数の和がすべて等しくなるようにしたいと思います。これについて、次の問いに答えなさい。
(1) アにあてはまる数はいくつですか。
(2) たて、横、ななめに並んでいる3つの数の等しくなる和はいくつですか。
 Q080223.png
⑴6
⑵15

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